人気のあるクリニックでは、内視鏡検査を予約しても1か月2か月先なんてことは普通にあります。
胃腸の調子が悪くて、何か病気があるんじゃないかと不安を抱いてクリニックに行っても、検査が1か月先と言われたらどうでしょう?その患者様は1か月不安を抱えながら過ごさなければなりません。もし癌に罹患されていたとして検査が1か月先ではかなり進行してしまうこともあり得ます。
当院は開院当初から「お待たせしない」をモットーに診療を始めました。これは来院されてから診察まで、診察が終わってから会計までをお待たせせずにスムーズに帰宅されるという意味ですが、最近では有難いことに内視鏡検査希望の患者様がたくさん来院され、予約をされても時間通りに診察をできず、かなりお待たせしまうことも多々あります。もうし訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ、検査まではお待たせしないようスタッフ一丸となり努力しております。基本的に1日の内視鏡検査数の枠は決まっていますが、調子が悪く検査を早期に希望する患者様には胃カメラも大腸カメラも当日か数日以内に検査ができる体制を整えております。私は昼休みは取っておりませんが、時にはスタッフの皆も昼休みなしで検査についてくれたり、夕方遅い時間まで残ってくれます。スタッフも具合が悪い患者様を一日でも早く検査してあげたいという気持ちがあるからこそ、嫌な顔一つせず仕事をしてくれているのだと思います。(本当に感謝しかありません。) これからも、体調の悪い患者様の不安を一日でも早く取り除くことができますよう努力してまいります。
武蔵小山胃腸内視鏡クリニック
院長 土井健一